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Shopifyが「Track with Shop」を日本に拡大と発表|日本のEC運営者にとっての意味

公開:2026.11.04 / EC参謀編集部
Shopifyが「Track with Shop」を日本に拡大と発表|日本のEC運営者にとっての意味

Shopifyは2026年10月30日、公式の更新情報(Changelog)で、購入者に「Shop」アプリでの配送追跡を案内する「Track with Shop」の対象を、日本とシンガポールに広げたと発表しました。あわせて、Shopアプリとshop.comが日本語に対応し、購入者が日本語で注文の確認や配送の追跡をできるようになったとしています。

⏱ 忙しい人向け 3行まとめ

  • 事実:配送先が日本かシンガポールの購入者に、「Shopで追跡する」ボタンが表示されるようになりました。ボタンが出るのはサンクスページ、注文状況のページ、注文の通知メールで、Shopアプリとshop.comは日本語でも使えるようになりました。
  • 意味:公式ヘルプでは、この機能はすべてのShopifyストアで初期設定のまま有効とされています。日本の店舗でも、設定を変えていなければ、発送メールなどにボタンが出る可能性があります。
  • アクション:テスト注文で通知メールと注文状況のページの見え方を確かめ、表示するかどうかを決めておくと安心です。追跡番号を入れて発送処理をしているかも見直しておきたいところです。

発表の事実

今回の発表は、Shopアプリでの配送追跡の案内を、日本の購入者にも出すようにしたというものです。ShopifyのChangelog(2026年10月30日)と公式ヘルプで確認できた内容を、要約して整理します。

  • 対象の購入者……配送先の住所が日本またはシンガポールの購入者に、Shopでの追跡を案内するようになりました。公式ヘルプの対応国の一覧にも日本が入っています。
  • 日本語への対応……Shopアプリとshop.comが日本語に対応し、購入者は日本語で商品を見たり注文を管理したりできるとされています。
  • ボタンが出る場所……サンクスページ、注文状況のページ、注文の通知メール。ボタンからShopアプリのダウンロードと配送の追跡を案内します。
  • 対象のストア……Changelogでは「対象で、Track with Shopを有効にしているストア」とされ、プランの条件は書かれていません。公式ヘルプでは、すべてのShopifyストアで初期設定のまま有効と説明されています。
  • 追跡の前提……発送処理のときに、有効な追跡番号と配送業者が入っていることが必要です。分けて発送する場合は、発送ごとに追跡番号を入れます。

表示をやめたい場合は、管理画面の「設定」→「チェックアウト」の「お客様の連絡方法」で、Shopでの追跡リンクを表示する項目のチェックを外して保存します。通知メールのボタンは、注文確認・発送確認のメールのテンプレートを編集して外す形と案内されています(項目名は英語の画面からの訳で、日本語の画面では表記が異なる場合があります)。

日本の店舗への影響

日本の店舗にとっては、新しい機能を入れる話ではなく、何もしなくても購入者への見え方が変わるかもしれない話だとみています。ここからはEC参謀としての解釈です。

①日本で使えるか・いつからか。Changelogの日付は2026年10月30日で、日本はすでに対応国に入っています。そのため、日本向けに販売しているShopifyストアでは、すでにボタンが出ている可能性があります。ただし、2026年11月4日時点で、日本語の通知メールでの実際の表示は確認できていません。

②通知メールをカスタマイズしている店舗は表示がずれることも。テンプレートを独自に作り直している場合、ボタンが出るかどうかや位置は店舗ごとに変わるとみられます。自店のメールで一度確かめておくのが確実です。

③追跡番号の入力がそのまま購入者の体験に関わる。追跡には有効な追跡番号と配送業者が必要です。日本の配送会社の追跡番号がどこまでShopアプリで追えるかは、今回の発表には書かれていません。追跡番号を入れずに発送済みにしている店舗では、ボタンを押しても配送状況が見えず、問い合わせにつながる可能性があります。

④自社アプリやLINEで追跡を案内している店舗は、案内が重なる。すでに別の方法で配送状況を知らせている場合、案内が2つになり購入者が迷うこともあります。どちらに寄せるかを決めておくと、問い合わせ対応も楽になりそうです。

今やること

まずはテスト注文を1件入れて、購入者側から見た表示を確かめるのが目安です。

  • 表示の確認……テスト注文で、サンクスページ・注文状況のページ・注文確認と発送確認のメールに、Shopのボタンが出るかを見る。
  • 表示するか決める……自社の追跡案内と重なる場合は、チェックアウトの設定や通知メールのテンプレートで表示を調整する。
  • 追跡番号の運用を見直す……発送処理のときに追跡番号と配送業者を入れているか、分割発送で漏れがないかを点検する。
  • 問い合わせ対応の準備……「Shopというアプリから案内が来た」という問い合わせに答えられるよう、スタッフ向けに一言まとめておく。

配送まわりの設定はShopifyの送料設定の方法、配送が遅れたときのお知らせは発送遅延・配送遅延のお詫び例文にまとめています。

⚠️ 本記事の位置づけ

本記事は2026年11月4日時点で確認できたShopifyの公式発表(英語)をもとにした速報解説です。表示の仕様や対象は変わる可能性があります。最新は公式のChangelogとヘルプセンターでご確認ください。

出典・確認日

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