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食品をネット販売するときに関わる主な法令を、所管官庁と公式ページつきで一覧にしました。営業許可・届出の考え方、表示とアレルギーのチェックリスト、ギフト需要の時期の目安、始める前の準備をここから確認できます。

| 法令・ルール | 求められること | 所管・出典 |
|---|---|---|
| 食品衛生法(営業許可・届出) | 製造・加工・小分けは許可、温度管理が要る包装食品の販売は届出 | 所管:厚生労働省(窓口は管轄の保健所) |
| 食品衛生法(HACCP) | 原則すべての食品等事業者にHACCPに沿った衛生管理 | 所管:厚生労働省(2021年6月1日施行) |
| 食品表示法(食品表示基準) | 容器包装に名称・原材料・期限・保存方法などを表示 | 所管:消費者庁。ECサイト上の掲載は基準の対象外 |
| アレルギー表示 | 特定原材料9品目は表示義務、準ずるもの20品目は推奨 | 所管:消費者庁。2026年4月にカシューナッツを追加 |
| 機能性表示食品 | 販売前に消費者庁長官へ届出。サプリ形状はGMP適合が必要 | 所管:消費者庁。新ルールは2026年9月1日完全実施 |
| 健康増進法(第65条) | 健康保持増進効果等の虚偽誇大な表示・広告を禁止 | 所管:消費者庁。「何人も」が対象 |
| 景品表示法 | 産地・品質の誇張、根拠のない二重価格、過大な景品を規制 | 所管:消費者庁 |
| 特定商取引法(通信販売) | 事業者名・送料・返品条件などの表示、最終確認画面の表示 | 所管:消費者庁 |
| 酒税法(酒類販売業免許) | ネットで継続して酒類を売るには販売業免許が必要 | 所管:国税庁(窓口は税務署) |
法令の要点を短くまとめたものです。最新の内容と自店への当てはめは、所管の官庁・専門家にご確認ください。(確認日 2026年10月1日)
自社製造か仕入れ販売か、小分けをするか、常温・冷蔵・冷凍のどれで扱うかを書き出す
品目・作業場・保管方法を持って許可・届出の要否を確認。お酒は税務署で免許を確認
名称・原材料・添加物・アレルゲン・期限・保存方法などをパッケージに表示する
温度帯、クール便の条件、保冷資材、到着時に残る期限の目安を決める
アレルギー・期限・保存方法を目立つ位置に載せ、特商法の表記を確認して公開
| 時期 | 需要・やること |
|---|---|
| 1月 | 初売り・福袋 |
| 2月 | バレンタイン(2月14日)・節分の恵方巻 |
| 3月 | ホワイトデー(3月14日)・ひな祭り |
| 5月 | 母の日(5月第2日曜)のギフト |
| 6月 | 父の日(6月第3日曜)・下旬からお中元 |
| 7〜8月 | お中元・土用の丑の日・お盆の手土産 |
| 9月 | 敬老の日(9月第3月曜)のギフト |
| 11〜12月 | お歳暮(11月中旬〜)・クリスマス |
| 12月下旬 | 年末需要・おせち・年越しそば |
セールや季節の日付は EC販促カレンダー で月ごとに確認できます。
モール・物流・法令を含めたすべての改定は EC制度・料金改定の履歴 にまとめています。
お菓子の製造は営業許可が必要な「菓子製造業」に当たるのが一般的です。許可には施設の基準があるため、住まいの台所を使えるか、別の作業場が必要かは保健所が施設の状況を見て判断します。作る品目と作業場の図面を持って、管轄の保健所に事前相談するのが現実的です。
厚生労働省の資料では、常温で長く保存できる包装食品だけを売る場合は届出不要とされる一方、冷蔵・冷凍など温度管理が必要な包装食品の販売は届出の対象とされています。小分けして詰め直す場合は「食品の小分け業」として許可の対象です。自店の扱いは管轄の保健所で確認してください。
消費者庁のガイドブックでは、ECサイト上の掲載は食品表示基準の対象外と整理されています。ただし同じガイドブックは、できるだけ基準に準じて情報を出すことを基本方針としています。アレルゲン・期限・保存方法は購入前に見える位置に載せておくと安心です。
健康増進法は健康保持増進効果等の虚偽誇大な表示を禁じており、治る・予防するといった医薬品的な表現は医薬品のルールにも関わる場合があります。機能性表示食品として届け出た内容以外の機能性は表示できません。表現に迷うときは、消費者庁の留意事項を確認し専門家に相談してください。