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洋服をネットで売るときに押さえておきたい品質表示(組成・洗濯表示・表示者)、返品特約、二重価格や原産国のルールを、所管官庁の公式ページで確認した内容で整理しました。始める前の準備と、季節ごとの売れ方の目安もまとめています。

| 法令・ルール | 求められること | 所管・出典 |
|---|---|---|
| 家庭用品品質表示法(繊維製品) | 繊維の組成・洗濯表示と、表示者名・連絡先の表示 | 所管:消費者庁 |
| 洗濯表示(JIS L 0001:2024) | 5つの基本記号を洗濯→漂白→乾燥→アイロン→クリーニングの順に | 規程:消費者庁/JIS:経済産業省 |
| 家庭用品品質表示法(革製の衣料) | 革・合成皮革のコート等は材料の種類(牛革など)を表示 | 雑貨工業品品質表示規程・所管:消費者庁 |
| 特定商取引法(返品特約) | 返品の可否・条件・送料負担を広告と最終確認画面に表示 | 表示なしは受取から8日以内返品可・所管:消費者庁 |
| 景品表示法(二重価格) | 比較する通常価格は最近相当期間の販売実績が必要 | 所管:消費者庁 |
| 景品表示法(原産国告示) | 原産国を判別しにくい表示は不当表示。衣料は縫製した国 | 所管:消費者庁 |
法令の要点を短くまとめたものです。最新の内容と自店への当てはめは、所管の官庁・専門家にご確認ください。(確認日 2026年10月1日)
組成・洗濯表示・表示者名と連絡先が製品に付いているかを確認。輸入品や加工品は付け直す
アイテムごとに測る箇所・測り方・単位・誤差の注記を決め、サイズガイドにまとめる
サイズ交換の可否・期間・送料負担・対象外の商品を決め、ページと最終確認画面に載せる
撮影カット・採寸・原稿の項目をテンプレート化し、全商品で同じ情報をそろえる
品番-色-サイズなどの規則を決め、カート・モール・倉庫で照合できるようにする
立ち上がりとセールの時期から、仕入れ・撮影・値下げの時期を逆算して計画する
| 時期 | 需要・やること |
|---|---|
| 2〜3月 | 春物の立ち上がり。新生活の需要と重なる |
| 4〜5月 | 初夏物。気温しだいで動きが前後しやすい |
| 6〜7月 | 夏物の本番と夏のセール |
| 8〜9月 | 秋物の立ち上がり。残暑で遅れやすい |
| 10〜12月 | 秋冬物・アウターの本番と年末の大型セール |
| 1月 | 初売りと冬のセール。春物への切り替え準備 |
セールや季節の日付は EC販促カレンダー で月ごとに確認できます。
モール・物流・法令を含めたすべての改定は EC制度・料金改定の履歴 にまとめています。
消費者庁のよくある質問では、日本の消費者向けに売る輸入衣料品は、指定の用語による組成表示とJIS L 0001:2024に基づく洗濯表示が必要で、海外の表示のままだと不適正表示となる場合があると案内されています。元の記号の上や別の場所に日本の洗濯表示を縫い付ける方法が挙げられています。付け直しの手間も仕入れ値に含めて考えておくと安心です。
消費者庁のよくある質問では、サイズ(寸法)は家庭用品品質表示法の法定表示事項ではないとされ、業界の自主基準については事業者団体などへの相談が案内されています。JISには衣料のサイズの規格(L 4001〜L 4007)があります。ネット販売では、表記に加えて同じルールで測った実寸を載せておくと、サイズ違いの返品が減りやすくなります。
通信販売で返品特約を広告に表示していない場合、商品を受け取った日から8日以内なら、お客様が送料を負担して返品できる扱いになります(2026年10月時点・特定商取引法)。アパレルではサイズ交換の希望が出やすいため、受けるかどうか・期間・送料負担を決めて表示しておくのが現実的です。不良品の扱いは特約とは別に考えます。最新は消費者庁や専門家でご確認ください。
消費者庁のよくある質問では、古着や古着を組み合わせた商品も、対象品目であれば組成表示と洗濯表示が必要とされています。無地のTシャツに染めやプリントをして売る場合は、品質や洗い方が変わることがあるため、加工後の表示を新たに行うのが適切で、その表示に責任を持つ人が表示者になると案内されています。迷うときは消費者庁の窓口などで確認してください。