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Yahoo!ショッピングがYouTubeショッピングのアフィリエイトと連携|出店ストアにとっての意味と今やるべきこと

公開:2026.09.27 / EC参謀編集部
Yahoo!ショッピングがYouTubeショッピングのアフィリエイトと連携|出店ストアにとっての意味と今やるべきこと

Yahoo!ショッピングの商品が、YouTubeの動画から紹介・購入検討されるようになります。LINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)は2026年9月25日、運営する「Yahoo!ショッピング」が、Googleの「YouTube ショッピング アフィリエイト プログラム」と連携し、YouTubeクリエイターがYahoo!ショッピングで販売されている商品を動画で紹介できる取り組みを開始すると発表しました。出店ストアには、基本料率に加えて独自の特別料率を設定できる仕組みが用意されます。

⏱ 忙しい人向け 3行まとめ

  • 事実:条件を満たすYouTubeクリエイターが、Yahoo!ショッピングの対象商品を動画などにタグ付けして紹介できるようになります。視聴者は動画からYahoo!ショッピングの商品ページへ移動して購入を検討できます。
  • 意味:出店ストアにとっては、モールの中の検索や広告とは別の、動画経由の新しい集客の入口になる可能性があります。料率は商品カテゴリごとの基本料率2〜4%に加え、ストアが特別料率を上乗せできます。
  • アクション:料率の負担の仕組みと対象商品の条件をストア向けの案内で確認し、特別料率を付けるなら粗利から上限を決めておくのが目安です。

発表の事実:何が始まるのか

今回始まるのは、YouTubeクリエイターがYahoo!ショッピングの商品を動画にタグ付けして紹介し、視聴者がその商品ページへ移動できる仕組みです。LINEヤフーのプレスリリース(2026年9月25日)で確認できる内容は次のとおりです。

項目発表内容
仕組み「YouTube ショッピング アフィリエイト プログラム」の利用条件を満たすクリエイターが、Yahoo!ショッピングの対象商品をYouTubeの動画などにタグ付けして紹介できる
視聴者側動画を見ながら商品情報を確認し、気になった商品からYahoo!ショッピングの商品ページへ移動して、詳細の確認や購入ができる
出店ストア側商品カテゴリごとに設定された基本料率(2〜4%)に加え、ストアが独自に特別料率を設定できる。特別料率を設定すると、クリエイターに紹介される可能性が高まるとされている
背景YouTubeによると、日本国内におけるショッピング関連動画の再生時間は前年比50%以上増加(YouTube内部データ、日本、2026年4月)

リリースでは、対象になる商品の範囲、ストア側の申し込み手続きの有無、料率を誰がどう負担するかといった細かい条件は示されていません。クリエイター側の利用条件は、Googleのヘルプページで案内されています。同ヘルプでは、チャンネルがYouTubeパートナープログラムに登録され、その登録者数の条件を満たしていることなどが挙げられています(2026年9月27日時点)。

なお、日本での「YouTube ショッピング アフィリエイト プログラム」は2026年2月に始まっており、楽天グループ株式会社は同年2月19日、「楽天市場」が国内で初めてこのプログラムのパートナーシップを締結したと発表しています。

EC運営者にとっての意味

Yahoo!ショッピングの出店ストアにとって、今回の連携は「モールの外の動画から、商品ページへお客様が来る入口」が1つ増える話だと受け止められます。ここからは解釈を含みます。

モール内の検索・広告とは別の集客経路になりうる

これまでのモール集客は、検索順位や広告、クーポンなど、Yahoo!ショッピングの中で見つけてもらう施策が中心でした。動画で紹介された商品は、まだその商品を検索していない視聴者の目に触れるため、指名検索が少ない新商品や、使い方を見せると魅力が伝わりやすい商品では、相性がよい場面が出てくるとみられます。

料率は「広告費」として粗利から逆算しておきたい

Yahoo!ショッピングの料金ページ(2026年9月27日時点)では、既存のアフィリエイトについて、パートナー報酬は「2%〜4%は必須」「2%〜50%で設定可能」(カテゴリによって異なる)、さらにアフィリエイト手数料として「アフィリエイトパートナー報酬の30%」が案内されています。今回のリリースの「基本料率2〜4%」と幅は同じですが、今回の連携が既存のアフィリエイトと同じ料金の枠組みで運用されるかどうかは、リリースでは明示されていません。特別料率を上げれば紹介されやすくなる一方、1件あたりの利益は薄くなるため、ストア向けの正式な案内で負担の仕組みを確認してから設定するのが現実的です。

紹介のされ方はストアが直接コントロールしにくい

アフィリエイトは、どのクリエイターがどんな言葉で紹介するかを、ストアが細かく決める仕組みではありません。一方で、特別料率を設定したり、クリエイターに商品を提供したりしてストアが紹介に関わる場合は、2023年10月1日に施行された景品表示法のいわゆるステマ規制との関係も意識しておく必要があります。どこからが広告に当たるかの判断は、消費者庁のステルスマーケティング規制のページや専門家で確認してください。

今やるべきこと

Yahoo!ショッピングの現在の料金体系はYahoo!ショッピングの新料金が9月適用へ、紹介用の動画を自社で用意する方法はAIで商品紹介動画を作る方法で整理しています。

出典

※本記事は2026年9月27日時点の公表情報に基づく速報です。開始時期・対象商品・料率などの詳細は、最新の公式情報でご確認ください。