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Amazon出品のやり方|個人・法人の出品登録から初出品までの手順と費用

公開:2026.11.02 / EC参謀編集部
Amazon出品のやり方|個人・法人の出品登録から初出品までの手順と費用

Amazon出品のやり方は、①出品用アカウントの登録 → ②本人確認 → ③割賦販売法の審査 → ④商品登録 → ⑤配送方法の設定 → ⑥販売開始後の確認の順に進めるのが目安です。個人でも法人でも出品でき、費用は小口出品なら商品1点ごとに100円、大口出品なら月額4,900円(税抜)に、売れたときの販売手数料が加わります(2026年11月時点・Amazon出品サービス公式)。この記事では、登録前に用意するものから初めての出品まで、つまずきやすい点と一緒に順番に整理します。

⏱ 忙しい人向け 3行まとめ

  • Amazonへの出品は、出品用アカウントを作り、本人確認と割賦販売法の審査を終えてから商品を登録する流れです。審査が終わるまでは、商品を登録しても販売ページに表示されないと案内されています。
  • 費用は、小口出品が商品1点ごとに100円、大口出品が月額4,900円(税抜)で、どちらにも販売手数料がかかります。基本料だけで比べると、月に50点以上売るなら大口のほうが割安になる計算です。
  • 登録には、顔写真付きの身分証明書、過去180日以内の取引明細書、クレジットカード、売上を受け取る銀行口座などが必要です。マイナンバーカードは審査に使えないとされています。

Amazon出品の全体の流れ

Amazon出品は、「アカウントを作る」「審査を通す」「商品を出す」の3段階で考えると迷いにくくなります。2026年11月時点の公式の案内をもとに、初出品までの流れを6つのステップにまとめると次のとおりです。

  1. 1. 出品用アカウントを登録する

    Amazon出品サービスのページから、名前・メールアドレス・パスワードを入れてアカウントを作り、ビジネス情報や請求先を入力します。

  2. 2. 本人確認を受ける

    身分証明書と取引明細書をアップロードし、写真撮影かビデオ通話で本人確認を行います。

  3. 3. 割賦販売法の審査を受ける

    セラーセントラルで割賦販売法への対応に関する情報を出し、審査を受けます。この審査が終わるまで、商品は販売ページに表示されません。

  4. 4. 商品を登録する

    すでにある商品ページに出品するか、新しく商品ページを作るかを選び、価格と在庫数を入れます。

  5. 5. 配送方法を決める

    自分で発送する「出品者出荷」か、Amazonの倉庫から発送する「FBA」かを選び、配送の設定をします。

  6. 6. 販売開始後の確認

    商品ページの表示、注文の通知、出荷の期限を確かめ、最初の注文を問題なく出荷できるかを見ます。

このうち時間がかかりやすいのは、本人確認と審査の部分です。所要時間は公式に書かれていないため、販売を始めたい日から逆算して、余裕を持って登録を始めるのが目安です。

Amazon出品の費用|小口出品と大口出品の違い

Amazon出品の費用は、出品プラン(小口・大口)の料金と、売れたときの販売手数料の2つが基本です。2026年11月時点の公式の料金は次のとおりです。

項目小口出品大口出品
基本の料金商品1点ごとに100円月額4,900円(税抜)
販売手数料かかるかかる
配送料の設定Amazonが決めた配送料独自に設定できる
向いている店まず少量で試したい月に50点以上売る見込み

基本料だけで比べると、4,900円 ÷ 100円=49点なので、月に50点以上売るなら大口のほうが割安になる計算です。ただし、大口出品にはプラン料金以外の違いもあります。公式ページでは、大口出品は独自の配送料を設定できる(本・ミュージック・ビデオ・DVDを除く)と案内されており、小口出品はAmazonが設定した配送料を使う必要があります。広告やセールの機能を使いたい場合も、大口出品が条件になっているものが多いため、本格的に販売するなら大口出品を選ぶ店が多い傾向です。

販売手数料は、商品が売れたときに、カテゴリーごとの料率で計算されます。料率がかかるのは商品価格だけでなく、配送料やギフト包装料を含めた「売上の合計」です。カテゴリーによっては最低販売手数料(多くのカテゴリーで30円)があり、料率で計算した額と最低額のうち高いほうがかかります。料率はカテゴリーや価格帯で細かく分かれ、改定もあるため、出品前に公式の料金ページで自分の商品のカテゴリーを確かめてください。FBAを使う場合は、さらに配送代行手数料と在庫保管手数料がかかります(詳しくはAmazon FBA料金・手数料の仕組み)。

💡 小口から始めて大口に切り替える方法もある

売れるかどうかわからない段階では、小口出品で少量から試し、売れる点数が増えてきたら大口出品に切り替える進め方もあります。反対に、最初から広告やセールを使う計画があるなら、はじめから大口出品で登録したほうが手間が少なくなります。

登録前に用意するもの|個人と法人の違い

Amazon出品の登録前には、身分証明書、取引明細書、メールアドレス、電話番号、クレジットカード、銀行口座の6つを用意しておくのが目安です。公式の「アカウント登録手順」で案内されている内容(2026年11月時点)を整理します。

  • メールアドレス……Amazonでまだ使っていないもの。ブランド登録やAmazon広告のアカウントがある場合は同じものを使い、買い物用のアカウントやAmazon Business、Amazon Payのメールアドレスは使えないとされています。
  • 顔写真付きの身分証明書……パスポートや運転免許証など、行政機関が発行したもの。マイナンバーカードは審査に使えないと案内されています。
  • 取引明細書……過去180日以内に発行された、クレジットカードの利用明細や預金通帳など。
  • 電話番号……登録やサインイン時の確認に使います。
  • 有効なクレジットカード……月額の登録料の支払いに使います。
  • 銀行口座……売上金を受け取る口座。法人の場合は、口座名義が担当者名か会社名である必要があるとされています。

個人と法人の違いは、主にビジネス情報の入力にあります。登録画面では事業の種類(個人事業・法人など)を選び、法人の場合は、登記上の正式な会社名、法人番号、登録住所を入力します。また、登録する人が事業の受益者か法定代理人か(またはその両方か)も明記します。個人でも出品できることは公式のよくある質問でも案内されていますが、個人事業として続けて販売する場合は、開業届などの手続きも別に検討しておくと安心です(税の扱いは税理士などの専門家でご確認ください)。

出品用アカウントの登録と本人確認の手順

出品用アカウントの登録は、公式の案内では「アカウント作成」から「本人確認」まで、入力の画面が順に進む形です。2026年11月時点の公式の手順は次のとおりです。

アカウント作成
名前・メール・パスワード、確認コードを入力
↓
ビジネス情報
事業所の所在地、事業の種類、会社名・法人番号など
↓
販売事業者の情報
身分証どおりの氏名、国籍、生年月日、住所など
↓
請求先情報
銀行口座とクレジットカード
↓
ストアと商品情報
ストア名、JANコードの有無、ブランド所有者か
↓
本人確認
書類のアップロードと、写真撮影かビデオ通話

本人確認では、顔写真と身分証を撮影して出す方法と、Amazonの担当者とビデオ通話をする方法があると案内されています。書類は、四隅が見えて文字が読めるカラーのスキャンか写真を使い、スクリーンショットやぼやけた画像は避けるよう求められています。身分証の氏名と、セラーセントラルに入れた氏名が一致していないと確認が進まない原因になりやすいため、旧姓や表記のゆれに注意して入力します。

ストア名は、Amazon.co.jpの商品ページに表示される名前です。ほかの出品者と重ならない名前にする必要があります。のちのち問い合わせや評価で目にふれる名前なので、自社ECや他のモールの店名とそろえておくと、お客様に覚えてもらいやすくなります。

⚠️ サインインの2段階認証も最初に設定を

セラーセントラルでは、サインイン時に携帯電話番号か認証アプリでの確認が必要です。スタッフや外注先と作業を分ける場合は、ログイン情報を共有せず、ユーザー権限を分けて招待する形にしておくと安全です。乗っ取りへの備えは出店者のアカウント乗っ取り対策にまとめています。

割賦販売法の審査と、出品前の確認

割賦販売法の審査は、本人確認とは別に、商品を販売ページに出すために必要な手続きです。Amazon出品サービスの公式ページでは、セラーセントラルで割賦販売法への対応に関する情報を出して審査を受け、この審査が終わらないと、商品登録が完了しても販売ページには表示されないと案内されています(2026年11月時点)。

割賦販売法は、クレジットカードで支払いを受ける事業者に、カード番号の漏えいや不正利用への対策を求める法律です。Amazonでは、出品者としての情報の提出と審査がこの手続きにあたります。入力の内容は変わることがあるため、セラーセントラルの画面の案内に沿って進めてください。

あわせて、出品する商品がAmazonで売れるかどうかも、登録前に確かめておきたい点です。カテゴリーや商品によっては、出品前に許可の申請が必要なものや、出品が制限されているものがあります。また、食品や化粧品、医療機器など、法令で許可や表示のルールがある商品は、Amazonの規約とは別に法令の確認が必要です。最新の条件はセラーセントラルのヘルプと、各分野の公式情報・専門家でご確認ください。

商品登録のやり方|既存の商品ページに出品するか、新しく作るか

商品登録は、すでにAmazonにある商品ページに出品するか、新しく商品ページを作るかの2通りです。どちらを選ぶかで、やる作業と競争の形が大きく変わります。

既存の商品ページに出品する

  • 型番やJANコードで商品を探し、価格・在庫・状態を入れるだけで出品できる
  • 同じ商品を売る出品者と、価格や配送の条件で比べられる
  • どの出品者が「おすすめ出品」として表示されるかが売上を左右しやすい

新しく商品ページを作る

  • オリジナル商品・自社ブランドの商品で使う
  • 商品名・画像・箇条書き・商品仕様をすべて自分で用意する
  • JANコードなどの製品コードが必要(ない場合は免除の申請を検討)

既存の商品ページに出品する場合は、同じページに複数の出品者が並びます。お客様が最初に見る「カートに入れる」ボタンの出品者は「おすすめ出品」と呼ばれ、価格や配送の速さ、出品者の実績などから選ばれます(詳しくはおすすめ出品とは)。

新しく商品ページを作る場合は、商品名や画像の作り方が売れ行きに直結します。商品名はメディア以外の全カテゴリーでスペース込み75文字以内のルールがあり(2026年7月27日〜)、「何の商品か」を先に書くのが目安です。サイズ・色違いがある商品は、バリエーション(親子)登録でまとめると比べやすくなります。自社ブランドの商品なら、ブランド登録を済ませておくと、商品ページの保護や紹介コンテンツなどの機能が使えるようになります。

  • 商品名……ブランド名、商品の種類、主な特徴、サイズや容量を、75文字以内で。
  • 画像……メイン画像は商品だけを写したものにし、サブ画像で使う場面やサイズ感を見せる。
  • 箇条書き……お客様が比べるポイント(素材、使い方、注意点)を具体的に。
  • 商品仕様……カテゴリーごとの属性の空欄をできるだけ埋める。

配送方法の選び方と、初出品の前に確かめること

配送方法は、自分で発送する「出品者出荷」と、Amazonの倉庫から発送する「FBA(フルフィルメント by Amazon)」の2つから選びます。どちらにも向き不向きがあるため、商品の大きさや出荷の量で決めるのが目安です。

出品者出荷は、在庫を手元に置いたまま、注文ごとに自分で梱包・発送します。手数料を抑えやすい一方、出荷の期限を守る必要があり、遅れると出荷遅延率などのアカウントの指標に影響します。配送の設定はAmazonの配送設定と自己発送のやり方で整理しています。

FBAは、商品をAmazonの倉庫に送っておくと、ピッキング・梱包・配送・カスタマーサービス・返品をAmazonが代行します。プライムマークが付き、お客様に届くまでが速くなりやすい反面、配送代行手数料と在庫保管手数料がかかり、売れ残ると保管の費用が積み上がります。小さく始めるなら、まず出品者出荷で売れ筋を見てから、よく売れる商品だけFBAに移す進め方もあります。

初めての出品の前には、次の点を確かめておくと、最初の注文で慌てずにすみます。

  • 販売ページに表示されているか……審査の完了後、お客様側の画面で商品ページを開いて確かめる。
  • 注文の通知を受け取れるか……セラーセントラルの通知設定と、スマホのアプリを確認する。
  • 出荷までの日数が実態に合っているか……休業日や在庫の場所を考えて、無理のない日数にしておく。
  • 利益が残るか……販売価格から販売手数料、送料、資材費を引いて、1点あたりの利益を計算しておく。

よくある質問

Q. 個人でもAmazonに出品できますか?

A. できます。Amazon出品サービスの公式のよくある質問でも、個人でも出品できると案内されています。登録の画面では事業の種類を選び、身分証明書や取引明細書による本人確認を受けます。続けて販売する場合の開業届や税の扱いは、税理士などの専門家でご確認ください。

Q. 小口出品と大口出品、どちらを選べばよいですか?

A. 基本料だけで比べると、月に50点以上売る見込みなら大口出品(月額4,900円・税抜)のほうが割安になる計算です。売れるかわからない段階なら小口出品(商品1点ごとに100円)で試す方法もありますが、広告やセールの機能を使いたい場合は大口出品が条件になっているものが多いため、計画に合わせて選ぶのが目安です(2026年11月時点)。

Q. 商品を登録したのに、販売ページに表示されません。なぜですか?

A. 割賦販売法の審査が終わっていない可能性があります。公式の案内では、この審査が終わらないと、商品登録が完了しても販売ページには表示されないとされています。審査の状況はセラーセントラルで確認でき、それでも表示されない場合は、出品の制限や商品情報の不備がないかをテクニカルサポートに問い合わせてください。

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