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makeshopの料金・手数料と始め方|プランの違いと向いている店

公開:2026.10.01 / EC参謀編集部
makeshopの料金・手数料と始め方|プランの違いと向いている店

自社ECのカートを比べていると、月額を払って本格的に運用するタイプの候補として名前が挙がりやすいのがmakeshop(メイクショップ)です。「月額はいくらか」「売上に応じた手数料はかかるのか」が気になって調べ始める方も多いと思います。この記事では、公式ページで確認できた料金と手数料(2026年10月時点)をもとに、プランの違い・総額の見積もり方・無料体験から開店までの流れ・向いている店を順に整理します。

⏱ 忙しい人向け 3行まとめ

  • makeshopの基本はプレミアムプランで、月額13,750円、初期費用11,000円です。どちらも2026年10月時点の税込で、販売手数料は0円と案内されています。長期契約にすると月額が最大15%割引になります。
  • 売上に連動する費用は、主にクレジットカードなどの決済手数料です。makeshopペイメントのカード決済は、プレミアムプランで3.19%からで、別に月額1,650円がかかります。
  • 15日間の無料体験があり、クレジットカードの登録は不要で、自動で有料契約にはなりません。体験中に作ったデータは本契約後も引き継げるので、管理画面を試してから決めるのが現実的です。

makeshopとは?月額制で本格運用する自社EC向けカート

makeshopは、GMOメイクショップ株式会社が提供する、月額制で使うネットショップ構築サービス(ASP・SaaS型のカート)です。サーバーを自社で用意せず、管理画面から商品登録・受注管理・デザイン編集などを行う形で、機能の更新は提供元が行います。

位置づけとしては、月額0円から始めるタイプではなく、月額費用を払う代わりに販売手数料をかけない料金設計のカートと考えると全体像をつかみやすくなります。公式ページでは、クーポン、まとめ買い割引、ポイント、会員ランクの自動振り分け、再入荷お知らせメール、会員制・BtoBショップの構築、海外販売機能などが、プレミアムプランの月額内で使える機能として紹介されています。

自社EC向けカートの種類や、月額0円型と月額制の違いを先に押さえておきたい場合は、カートシステム比較|主要サービスの特徴と選び方やカート比較・選び方の一覧もあわせてご覧ください。

makeshopの料金|プラン別の早見表

makeshopの料金プランは、標準機能で始める「プレミアムプラン」(月額13,750円・初期費用11,000円)と、独自要件や大規模運用向けの「エンタープライズプラン」(月額55,000円〜・初期費用11,000円〜)の2つが中心です(2026年10月時点・税込)。

項目プレミアムプランエンタープライズプラン
月額費用13,750円(税抜12,500円)55,000円〜
初期費用11,000円(税抜10,000円)11,000円〜
販売手数料0円0円
商品登録数10,000商品50,000商品
スタッフ用アカウント5アカウント〜20アカウントまで無料
画像サーバー100MB(オプションで最大10GB)30GB

※2026年10月時点で公式の料金ページに記載されている内容です(出典:makeshop 料金プラン(公式))。エンタープライズプランはカスタマイズやオプションに応じて追加費用がかかる場合があると注記されています。

プレミアムプランには長期契約割引があり、月額は6か月契約で13,063円(5%OFF)、12か月契約で12,375円(10%OFF)、24か月契約で11,688円(15%OFF)です(いずれも税込)。長期契約の料金は一括払いで、支払い後の返金は受け付けないこと、初期費用は割引の対象外であることも明記されています。契約期間は最短1か月から選べます。

このほか、同じ名義で複数のショップを契約する場合は、2店舗目以降の初期費用11,000円が無料になる「複数店舗割引」が案内されています。また、食品・飲料事業者向けには、のし・複数配送先・温度帯管理などを標準搭載した「食品ECパッケージ」があり、2026年12月末までに本契約すると申し込みから1年間は月額5,500円(税込)・初期費用0円、2027年1月1日以降の申し込みは月額13,750円と初期費用11,000円の通常価格になると案内されています(出典:makeshop 食品ECパッケージ(公式))。一部の機能は今後提供予定と記載されているため、必要な機能の提供時期は申し込み前に確認しておくと安心です。

決済手数料と販売手数料|総額の見積もり方

makeshopは販売手数料が0円のため、売上に連動する費用は主にクレジットカードなどの決済手数料で、総額は「月額費用+決済の月額+決済手数料」で見るのが基本です。makeshopの利用者向けにまとめて申し込める決済サービス「makeshopペイメント」では、2026年10月時点で次の条件が案内されています(税込表示。カード決済とPayPayの決済手数料は課税対象分に別途消費税)。

個人契約の場合は、クレジットカード決済とコンビニ決済のセットでの申し込みが必須で、Amazon PayとPayPayはmakeshopペイメントでは使えないと案内されています(PayPayのみGMOイプシロン経由で個別契約が可能)。どの決済も各社との契約と審査が必要です(出典:makeshopペイメント(公式))。

試算の例を一つ置いておきます。プレミアムプランを1か月契約で使い、makeshopペイメントのカード決済を付けると、固定費は13,750円+1,650円で月15,400円です。月商100万円をすべてVisa・Mastercardで決済し、3.19%が適用される場合、決済手数料は31,900円で、合計は月47,300円(決済手数料の課税分の消費税は別)になります。12か月契約なら月額が12,375円になるので、固定費は月14,025円です。実際には、初期費用、有料オプション、デザイン制作を外注する場合の費用、使う決済手段ごとの料率の差が加わるため、自店の月商と決済の内訳で一度計算してみるのがおすすめです。

なお、「販売手数料0円」には例外があります。料金ページには、アイテムポストを経由して外部サイトで商品が売れた場合は除くと注記されており、Yahoo!ショッピング連携やWEB接客クーポンには販売手数料がかかると記載されています。外部連携を使う予定がある場合は、その分の手数料も試算に入れておくと、あとで想定とずれにくくなります。

makeshopの始め方|無料体験から本契約・開店まで

makeshopは、15日間の無料体験でショップIDを取得し、管理画面で設定を進めてから本契約・開店する流れが基本です。無料体験の申し込みにクレジットカードは不要で、体験後に自動で契約されることはないと案内されています。

  1. STEP1:15日間の無料体験に申し込む

    公式サイトの申込フォームで、利用形態(企業/個人)、連絡先、ショップID、パスワードを入力します。ショップIDは一度決めると変更できないと明記されており、独自ドメインを使わない場合はショップのURLにも反映されるので、店名を連想しやすいものにしておくと安心です。

  2. STEP2:基本情報を設定する

    公式サポートの「開店のための10の設定」では、初回ログイン後に2段階認証のリカバリーコードを確認し、ショップ名、契約者情報(運営者情報・精算口座など)、お問い合わせ先を設定する順番が案内されています。

  3. STEP3:商品・決済・配送を登録してテスト注文する

    商品名と販売価格を入れれば商品登録ができ、CSVでの一括登録もできます。銀行振込や代金引換はすぐ使えるので、まずこれで自分でテスト注文をして受注の流れを確かめておくと、本番での取りこぼしを減らせます。クレジットカード決済は決済会社の申し込みと審査が必要です。

  4. STEP4:利用案内・特定商取引法の表記・カテゴリを整える

    支払いや配送の決まりをまとめた利用案内と、特定商取引法に基づく表記を設定します。書く項目はECの特定商取引法の表記|書き方と必須項目も参考にしてください。法令の最新の内容は消費者庁などの公式情報で確認するのが安心です。

  5. STEP5:本契約して、開店状態に切り替える

    管理画面の「契約・お支払い情報」から初期費用と契約期間を選んで支払うと本契約になり、無料体験中のデータはそのまま引き継げます。支払いはクレジットカード・コンビニ決済・銀行振込から選べます。会社基本情報の必須項目が未登録だと「開店」にできないため、最後に確認してから公開します。

カード決済の審査は、ショップを一般公開する前でも申し込めます。makeshopペイメントのよくある質問では、「完全会員制ショップ」の機能を使って、一般の人には見せずに決済会社にだけページを見せる方法が紹介されています。開店日が決まっている場合は、決済の申し込みを早めに進めておくと安心です。

makeshopが向いている店・別の選択肢も考えたい店

makeshopは、毎月一定の売上があり、販促や会員向けの機能を月額の範囲内で使いながら自社ECを育てたい店に向いている傾向があります。一方で、売上がまだ立っていない段階では、月額の固定費が負担に感じられることもあります。

向いている店

・月商がある程度見込め、売上連動の手数料より月額固定のほうが計算しやすい店
・クーポン、まとめ買い割引、ポイント、会員ランクなど販促機能を使いたい店
・卸販売や会員制ショップ(BtoB)を一般向けと並行して運営したい店
・のし・複数配送・温度帯など、ギフトや食品の受注運用が多い店
・電話やECアドバイザーなど、国内のサポート窓口を使いたい店

別の選択肢も考えたい店

・まだ売上がなく、固定費をかけずに売れるかどうかを試したい段階の店
・月額固定より、売れた分だけ払う料金設計のほうが合う店
・管理画面そのものを自社仕様に変えたい店(エンタープライズでも管理画面のカスタマイズは不可と案内)
・注文がほぼモール経由で、自社ECで集客する時間を取りにくい店

「別の選択肢も考えたい」に当てはまっても、makeshopが使えないという意味ではなく、売れるかを確かめてから月額制のカートを検討する順番もあります。卸のオンライン化を考えている場合は、BtoB ECの始め方|卸販売をオンライン化する方法と進め方の目安で全体の進め方を確認してから、必要な機能を洗い出すと比べやすくなります。

エンタープライズプランは、プレミアムプランの機能をベースに、基幹システムとの連携やBtoB向けのECモール、kintone連携などを個別にカスタマイズできるプランです。公式ページでは、納品までの期間は最短2週間・平均約3か月、定期購入やBtoBオプションなど、プレミアムプランでは有料の一部オプションが無料になると案内されています。プレミアムプランからの変更もできるため、最初はプレミアムで始めて、要件が固まってから相談する形も考えられます。

申し込み前に確認したいこと

makeshopを申し込む前には、料金の総額、使う決済手段と契約形態、必要な機能がプランの範囲内かの3点を確認しておくと、開店後の想定違いを減らせます。無料体験の15日間で次の項目を確かめておくのがおすすめです。

公式のよくある質問でも、他のカートからの移行は「一概にかんたんとはいえない」と説明されているので、移行のスケジュールには余裕を持たせておくと安心です。料金や条件は改定されることがあるため、最新は公式でご確認ください。

よくある質問

Q. makeshopは月いくらから使えますか?

A. 公式の料金ページでは、プレミアムプランが月額13,750円(税込)・初期費用11,000円(税込)で、これが基本の構成です(2026年10月時点)。6か月・12か月・24か月の長期契約では月額が5〜15%割引になります。クレジットカード決済にmakeshopペイメントを使う場合は、プレミアムプランでは別に月額1,650円(税込)と決済手数料がかかるため、固定費と売上連動の費用を分けて試算しておくと安心です。料金は改定されることがあるので、最新は公式でご確認ください。

Q. makeshopに売上手数料はかかりますか?

A. 公式ページでは、プレミアムプラン・エンタープライズプランとも販売手数料は0円と案内されています(2026年10月時点)。ただし、クレジットカードなどの決済手数料は別にかかります。また、Yahoo!ショッピング連携など、アイテムポストを経由して外部サイトで売れた場合は販売手数料の対象になると注記されています。外部連携を使う予定がある場合は、その条件も含めて確認しておくとよいでしょう。

Q. 無料体験のあと、自動で有料契約になりますか?

A. 無料体験の申込ページには、15日間の無料体験後に自動契約はないと記載されています(2026年10月時点)。申し込みにクレジットカードの登録も不要です。続けて使う場合は、管理画面から初期費用と月額費用を支払うことで本契約となり、無料体験中に作ったデータは同じショップIDで引き継げると案内されています。ショップIDは後から変更できないため、申し込み時に決めておくと安心です。