年末年始の配送2026〜27|ヤマト・佐川・ゆうパックの集配と年内発送の締め切りの決め方

「年末年始、ヤマトや佐川は休むの?」「年内に届けるには何日までに発送すればいい?」——秋になると増えてくる相談です。結論から言うと、2026年10月1日時点では、ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便のいずれも2026〜27年の年末年始の案内をまだ出していません。この記事では、前年(2025〜26年)の各社の公式案内で確認できた内容を「実績」として整理し、年内発送の締め切りの決め方・お客さまへの告知・発送スケジュールの組み方までをまとめます。各社の今季の案内が出たら、この記事も更新します(最終確認日:2026年10月1日)。
⏱ 忙しい人向け 3行まとめ
- 2026年10月1日時点で、ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便の2026〜27年の年末年始の案内はまだ出ていません。前年はヤマト運輸と日本郵便が12月中旬から下旬に公式のお知らせを出していました。
- 前年の公式案内では、宅配便の集荷と配達は年末年始も続く一方で、営業所の窓口の休みや時間短縮、渋滞による半日から1日程度の遅れ、沖縄宛ての大きな遅れが案内されていました。
- 各社の発表を待たずに、前年の実績をもとに自店の年内発送の締め切りと再開日を仮に決めておき、発表が出たら照らし合わせて直す進め方が現実的です。
2026〜27年の年末年始、各社の案内は出ている?(2026年10月1日時点)
2026年10月1日時点では、3社とも2026〜27年の年末年始についての公式のお知らせは出ていません。各社の公式のお知らせ一覧を確認した結果です。
| 会社 | 2026〜27年の案内(10月1日時点) | 前年(2025〜26年)の公式案内 |
|---|---|---|
| ヤマト運輸 | 未発表 | 2025年12月19日に掲載 |
| 日本郵便 | 未発表 | 2025年12月16日(配達・窓口)、12月23日(遅延の見込み)に掲載 |
| 佐川急便 | 未発表 | 公式ページの掲載が終了しており、内容を確認できず |
前年は、ヤマト運輸と日本郵便の案内が12月の中旬から下旬に出ており、ネットショップが年末の告知を始めたい時期より後でした。発表を待ってから締め切りを決めると、告知が12月下旬にずれ込みかねません。
前年の内容は「目安」として使ってください
以下の日付や遅延の日数は、2025〜26年の年末年始の公式案内の内容で、2026〜27年も同じとは限りません。2026〜27年の案内は各社の発表後に更新します。実際の出荷計画は、各社の最新の案内と担当営業所でご確認ください。
ヤマト運輸の年末年始(2025〜26年の実績・公式)
ヤマト運輸は、年末年始も宅急便の集荷・配達を続け、一部の営業所で窓口を休業・時間短縮する形でした。よくある質問でも、年末年始も集荷・配達をしていること、営業所は休みの場合があることが案内されています(ヤマト運輸 よくあるご質問(公式)、2026年10月時点)。
2025年12月19日の公式のお知らせで確認できた内容は次のとおりです。
- 窓口の休業・時間短縮……2025年12月27日(土)〜2026年1月4日(日)の間、一部の営業所で窓口受付の休業や営業時間の短縮。対象の営業所は一覧ページで公開されていました。
- 宅急便当日配送サービス……荷受けを一時停止したり、締め切り時間を変えたりする営業所がある、と案内されていました。
- お届けの遅れ……年末年始の交通集中による渋滞で、お届けが遅れる可能性があるとして、日数に余裕をもった発送が呼びかけられていました。
法人向け「ヤマトビジネスメンバーズ」の利用者向けの同日付の案内で、ネットショップにとって大事なのはお届け日を指定できる範囲は「最短のお届け予定日+6日以内」(クール宅急便は+2日以内)という点です。「B2クラウド」でもこの範囲を超える日付は指定できず、それより先は事前に担当の営業所・ドライバーへ相談するよう案内されています(年末年始期間中のお荷物の発送について(ヤマト運輸・2025年12月19日・PDF))。
「元日着にしたいから12月中旬に早めに出す」といった運用は、この範囲を超える場合があります。お正月用のギフトや予約商品は、お届け日から逆算して、指定できる範囲に収まる出荷日を組むことが大切です。
出典:年末年始期間中の一部営業所の休業・短縮営業と、お荷物のお届けについて(ヤマトホールディングス・2025年12月19日)(公式ページは掲載終了のため、インターネットアーカイブの保存版で2026年10月1日に確認)。
日本郵便(ゆうパック・ゆうパケット)の年末年始(2025〜26年の実績・公式)
日本郵便は、ゆうパックやゆうパケットなどの荷物は年末年始も毎日配達し、普通扱いの郵便物とゆうメールには配達休止日を設ける形でした。2025年12月16日の公式のお知らせでは、2025年12月20日(土)〜2026年1月4日(日)の配達について、次のように案内されていました。
- 毎日配達……ゆうパック、ゆうパケット(クリックポストを含む)、レターパック、速達・書留・代金引換などの特殊取扱の郵便物、特定記録を除く特殊取扱のゆうメール。
- 配達休止日あり……普通扱いの郵便物・ゆうメール(書留や速達などを付けないもの)は、12月20日(土)・21日(日)・27日(土)・28日(日)、1月2日(金)・4日(日)が配達休止で、1月1日(木)と3日(土)は配達でした。
- 郵便窓口……12月27日(土)〜1月4日(日)に営業する郵便局は、都道府県別の営業時間表で案内されていました。
2025年12月23日には、渋滞や船舶の計画運休などによる遅れの見込みも公表されていました。
| 引受の期間と区間 | 対象 | 遅れの見込み |
|---|---|---|
| 2025年12月24日〜2026年1月4日/全国→全国 | 速達・書留の郵便物とゆうメール(レターパックを含む)、ゆうパック(保冷を含む) | 半日程度 |
| 同上 | 速達・書留としない郵便物・ゆうメール、ゆうパケット(クリックポストを含む) | 1日程度 |
| 2025年12月24日〜2026年1月12日/全国(沖縄県を除く)→沖縄県 | ゆうパケット(クリックポストを含む) | 最大6日程度 |
| 同上 | 航空輸送できない郵便物・ゆうメール・ゆうパック | 最大10日程度 |
出典:年末年始の配達および営業時間のお知らせ(日本郵便・2025年12月16日)/年末年始における郵便物・ゆうパックなどのお届け遅延に関するお知らせ(日本郵便・2025年12月23日)(いずれも公式ページは掲載終了のため、インターネットアーカイブの保存版で2026年10月1日に確認)。船舶の欠航時は、表より遅れることがあるとされていました。
気をつけたいのは、書籍などを「ゆうメール」やオプションなしの郵便物で送っている場合です。配達休止日があるため、締め切りを早めるか、毎日配達されるサービスへの切り替えを検討しておくと安心です。なお、2026年の祝日の配達の一覧でも、ゆうパック・ゆうパケット・レターパックなどは祝日も配達するとされています(【変更】2026年の祝日等における郵便物等の配達(日本郵便・公式))。
佐川急便の年末年始(公式で確認できたこと・できなかったこと)
佐川急便の2025〜26年の年末年始の公式案内は、掲載が終了しており、2026年10月1日時点では日付や引受停止の内容を公式で確認できませんでした。今季の案内が出たら追記します。
公式で確認できた関係する内容は次の3点です。
- 集荷の予約制は廃止済み……佐川急便は2018年3月から、日・祝日やお盆・年末年始などの期間に集荷受付の予約制をとっていましたが、2025年5月25日の集荷分からすべての地域で廃止したと公表しています。地域や営業所によって集荷受付の締め切り時間は異なるとされています(集荷予約受付制の廃止について(佐川急便・2025年5月23日))。
- 配達日の指定にはシールか送り状への記載……指定日配達サービスは無料のオプションで、利用するには専用のシールの貼付(または送り状への記載)が必要とされています(日時指定サービス(佐川急便・公式)、2026年10月時点)。
- 連休前に遅延の案内を出している……2026年9月のシルバーウィーク(9月19日〜23日)にも、交通渋滞などでお届けが遅れる可能性があるとして、日数に余裕をもった発送を呼びかけていました(シルバーウィーク期間におけるお届け遅延の可能性について(佐川急便・2026年9月11日))。
佐川急便が主力のお店は、年末の配達指定日の扱いや引受停止の有無を、担当営業所へ早めに確認しておくと日程を組みやすくなります。
年内発送の締め切りの考え方
年内発送の締め切りは、「いちばん遠いお届け先に、いちばん遅いサービスで送った場合」から逆算して決めるのが目安です。全国一律の正解はなく、お届け先・配送サービス・自店の出荷能力で変わります。
STEP1:「年内発送」と「年内着」を分けて決める
年内に発送する締め切りと、年内に届く締め切りは別物です。告知は「年内発送」と書き、年内着が必要なギフトなどは別に早めの締め切りを設けます。
STEP2:配送サービスごとに「通常の日数+年末の遅れ」を見積もる
普段のお届け日数に、前年の案内の遅れ(日本郵便では全国で半日〜1日程度)を足します。ポスト投函型や配達休止日のあるサービスは余裕を多めにとります。
STEP3:沖縄・離島は別の締め切りにする
前年の日本郵便の案内では、沖縄宛ては最大6〜10日程度の遅れが見込まれていました。早めの締め切りを別に書いておくと行き違いが減ります。
STEP4:自店の出荷能力から「締め切りの前倒し幅」を決める
締め切り直前は駆け込み注文が増えます。1日の出荷件数を超えそうなら、締め切りを前倒しするか受付数の上限を決めておくのが現実的です。
STEP5:再開日と、休業中の注文の発送順を決める
年明けの再開日と、休業中の注文を何日までに出し終えるかを決めます。再開直後のお届け目安は少し長めに書いておくと安心です。
締め切りを決めるときは、「お客さまに伝える日付」と「社内の作業の締め切り」を分けておくと運用が楽になります。年末商戦全体の準備はECの年末商戦 準備チェックリスト(11〜12月)で整理しています。
お客さまへの告知とモールの設定
年末年始の告知では、「年内発送の締め切り」「休業期間」「再開日」「沖縄・離島など例外の締め切り」の4点を、サイト・モール・メールで同じ日付にそろえることが基本です。
告知の例文や載せる場所、出す時期の目安は年末年始・臨時休業のお知らせ例文にまとめています。ここでは配送会社の案内との組み合わせ方に絞ります。
- 最初の告知は配送会社の発表前に出してよい……前年の実績をもとに余裕のある日付で出し、「配送会社の案内により変更する場合があります」と添えます。
- 配送会社の発表後に照らし合わせる……配達休止日・引受停止・遅延の見込みを確認し、必要なら締め切りを直して再告知します。
- 遅延の可能性は先に伝えておく……「年末年始は通常よりお届けに日数がかかる場合があります」と書いておくと、行き違いを減らしやすくなります。
- モールの営業日・出荷日数の設定を切り替える……楽天市場の「Rakuten最強翌日配送」も、店舗によっては年末年始などに翌日のお届けができない日がある、と公式のご利用ガイドに注記されています(2026年10月時点)。各モールの休業・出荷リードタイムの設定は、最新の公式マニュアルでご確認ください。
実際に配送が遅れてしまったときの連絡の順番やお詫びの文面は、発送遅延のお詫び・お知らせ例文を参考にしてください。配送会社の選び方自体はヤマト・佐川・日本郵便の使い分けで整理しています。
2026〜27年の発送スケジュールの組み方(10月〜1月)
2026〜27年は、10月に担当営業所へ確認し、11月に自店の日程を仮決めし、12月に各社の発表と照らし合わせる流れが組みやすい進め方です。
- 10月……担当営業所に、年末の集荷時間や使っているサービスの扱いを聞き、出荷量の見込みも共有しておきます。
- 11月……前年の実績をもとに、年内発送の締め切り・休業期間・再開日・沖縄や離島の締め切りを仮に決め、資材とシフトを押さえます。
- 12月上旬〜中旬……サイト・モール・メールで最初の告知を出し、注文確認メールの発送目安も差し替えます。
- 各社の発表後(前年は12月中旬〜下旬)……自店の日程に影響があれば修正して告知し直します。
- 年内最終出荷〜年明け……締め切りの数日前に再告知し、休業中はモールの設定と自動返信を切り替えます。再開後は告知を通常に戻します。
カレンダーの並びも確認しておきましょう。2026〜27年は、12月26日(土)・27日(日)の週末のあと、12月31日(木)、2027年1月1日(金)と続き、1月2日(土)・3日(日)が週末にあたります。自店の営業カレンダーを先に作っておくと、締め切りを計算しやすくなります。年末年始の販促の予定はEC販促カレンダーでも確認できます。
よくある質問
Q. 2026〜27年のヤマト・佐川・日本郵便の年末年始の案内は、いつごろ出ますか?
A. 2026年10月1日時点では、3社とも2026〜27年の年末年始の案内は公式サイトに出ていません。前年は、日本郵便が2025年12月16日と12月23日、ヤマト運輸が2025年12月19日に公式のお知らせを出しています。佐川急便の前年の案内は掲載が終わっており、時期を確認できませんでした。前年の実績をもとに自店の日程を仮に決め、各社の発表後に照らし合わせて直す進め方が現実的です。
Q. 年末年始でも宅配便は届きますか?
A. 前年の公式案内では、宅配便は年末年始も動いていました。ヤマト運輸はよくある質問で、年末年始も集荷・配達をしていると案内しています(営業所の窓口は休みや時間短縮の場合あり)。日本郵便は2025〜26年の年末年始、ゆうパック・ゆうパケット(クリックポストを含む)・レターパック・速達・書留などを毎日配達するとしていました。一方で、普通扱いの郵便物とゆうメールには配達休止日がありました。佐川急便を含め、今季の扱いは各社の案内でご確認ください。
Q. 年内に届けたい注文の締め切りは、何日にすればよいですか?
A. 全国一律の正解はなく、お届け先・配送サービス・出荷能力によって変わります。いちばん遠いお届け先への通常のお届け日数に、年末の遅れ(日本郵便の前年の案内では全国で半日〜1日程度、沖縄宛ては最大6〜10日程度)と自店の出荷の余裕を足して逆算するのが目安です。沖縄・離島やポスト投函型のサービスは、早めの締め切りを別に設けておくと行き違いを減らしやすくなります。