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送料無料ラインとは?
- 意味
- 「○円以上のご購入で送料無料」のように、送料を店舗負担にする購入金額の基準。客単価アップと利益のバランスで決めます。
- 計算式
- 1注文あたりの利益(目安)= 購入金額 × 粗利率 − 店舗負担の送料 − 決済手数料・モール手数料など
- 例
- 粗利率40%の店舗で送料負担が800円の場合、購入金額4,000円なら粗利1,600円から送料800円を引いて800円、手数料を引くとさらに残りが減ります。この計算を購入金額ごとに行い、無料ラインを決めます。
送料無料ラインとは
送料無料ラインとは、一定金額以上の購入で送料を無料にする、その基準額のことです。「あと○円で送料無料」という表示が、まとめ買いや追加購入のきっかけになりやすく、客単価(AOV)を上げる施策としてよく使われます。
一方で、無料になった分の送料は店舗が負担するため、ラインを低くしすぎると1注文あたりの利益が小さくなります。粗利と送料のバランスを見ながら決めることが大切です。
決め方の手順
計算の際は、送料だけでなく梱包資材費、決済手数料、モールの販売手数料やポイント原資なども含めて「1注文でいくら残るか」を見ると、ラインの妥当性を判断しやすくなります。
- 現在の客単価と、購入金額の分布(どの価格帯の注文が多いか)を確認する
- 配送会社との契約運賃と、よく使う箱サイズの送料を把握する
- 購入金額ごとに「粗利 − 送料 − 手数料」を計算し、赤字にならない下限を出す
- 現在の客単価より少し上にラインを置き、あと1点追加したくなる価格帯の商品を用意する
- 導入後は客単価・注文数・利益の変化を数か月単位で確認し、見直す
モールごとの考え方
楽天市場では、一定金額以上を送料無料(送料込み)にする共通の送料込みラインの仕組みがあり、多くの店舗がこれに合わせています。Yahoo!ショッピングやAmazonでも、送料の見え方は検索結果や購入率に影響しやすいとされています。各モールの最新のルールや条件は、出店者向けの公式情報で確認してください。
自社EC(Shopifyなど)では、配送設定で金額条件付きの無料配送を設定でき、ラインを自由に決められます。モールと自社ECでラインを変える場合は、お客様が混乱しないよう表示を分かりやすくしておきます。
表示で気をつけること
- 特定商取引法では、販売価格に送料が含まれない場合は送料も表示することが求められています
- 離島・沖縄など一部地域で追加送料がかかる場合は、その条件も明記する
- クール便やギフト包装など、別料金になるものの扱いを示しておく
- 送料改定時は、商品ページ・カート・特定商取引法に基づく表記をそろえて更新する
関連する用語との違い
送料無料ラインは客単価(AOV)を上げる施策の一つで、粗利率やLTVと合わせて評価します。配送会社の運賃改定が続くと、以前は黒字だったラインが赤字になることもあるため、運賃が変わったタイミングで計算し直すのがおすすめです。
送料無料ラインのよくある質問
送料無料ラインはいくらにするのが正解ですか?
決まった正解はありません。商品の粗利率、平均的な購入点数、配送サイズによって変わります。現在の客単価より少し上に設定し、利益と注文数の変化を見て調整するのが一般的な考え方です。
全品送料無料にするのはどうですか?
購入のハードルは下がりますが、送料を商品価格に上乗せする必要が出たり、低単価の注文で赤字になったりすることがあります。商品単価と送料の比率を確認してから判断するのがおすすめです。
送料無料ラインについて詳しく読む
関連する用語
出典
2026年10月21日に確認した内容です。制度や機能は変わることがあるため、最新は公式の情報をご確認ください。