EC用語集・運営・物流・法令・AI
MAとは?
- 意味
- 顧客の行動や属性に応じて、メール・LINEなどの配信を自動で行う仕組み。カゴ落ちメールや購入後フォローが代表例です。
- 例
- 「初回購入から7日後に使い方ガイド」「30日後にレビュー依頼」「カートに商品を残したまま離脱した人に数時間後にリマインド」といったシナリオを一度設定し、条件に合う顧客へ自動配信する、といった使い方があります。
MAとは
MA(Marketing Automation)は、顧客の行動(閲覧、カート投入、購入など)や属性(購入回数、最終購入日など)をきっかけに、決められたメッセージを自動で送る仕組みです。メール、LINE、SMS、サイト内のポップアップなどが配信手段として使われます。
手作業では難しい「一人ひとりに合ったタイミングでの連絡」を、少ない人手で継続できる点が特徴です。CRMで設計した顧客との関係づくりを、実際に回していくための道具と考えると分かりやすいでしょう。
ECでよく使われるシナリオ
- カゴ落ちリマインド:カートに商品を残して離脱した人への案内
- 購入後フォロー:到着確認、使い方、レビュー依頼
- F2転換:初回購入者に2回目購入のきっかけを届ける
- 買い替え・補充:消耗品の使い切り時期に合わせた案内
- 休眠掘り起こし:一定期間購入がない人への再来店のきっかけ
- 誕生日や記念日のメッセージ
導入・運用のポイント
最初から多くのシナリオを作るより、カゴ落ちと購入後フォローなど効果を測りやすいものから始め、開封率・クリック率・購入率を見ながら増やしていくのが一般的です。配信が増えすぎると、配信停止や不信感につながるおそれがあるため、1人あたりの配信頻度の上限も決めておきます。
Shopifyなどのカートには、カゴ落ちメールなどの自動配信機能が標準で用意されているものもあります。楽天市場やYahoo!ショッピングでは、モールの機能や連携ツールの範囲で自動化を行うことになります。
配信のルール
- 特定商取引法第12条の3では、原則として承諾を得ていない相手への通信販売の電子メール広告を禁じています
- 承諾や請求を受けた記録の作成・保存が求められています
- 広告メールには、配信を停止したい人がその意思を伝えるための連絡先などを表示する必要があります
- 配信停止の意思表示を受けた後は、原則として送れません
- 特定電子メール法(総務省所管)のルールもあわせて確認します
関連する用語との違い
CRMが「どの顧客にどんな関係を築くか」という戦略や顧客データの管理を指すのに対し、MAは「決めた施策を自動で実行する」仕組みです。最近はAIで配信文の作成や送信タイミングの最適化を行う機能を持つツールも増えています。
配信ルールの詳細は、特定商取引法の条文や総務省の特定電子メールに関するガイドラインで確認してください。
MAのよくある質問
MAツールはどの規模から必要ですか?
決まった基準はありません。カートの標準機能で足りる段階もあります。顧客数が増え、セグメントごとの配信やLINEとの連携など、標準機能では対応しにくい施策をしたくなった段階で検討するのが一般的です。
カゴ落ちメールも広告メールの扱いになりますか?
内容によって扱いが変わる可能性があります。購入を促す内容は広告とみなされることが考えられるため、配信の同意を得た相手に送る設計にしておくと安心です。判断に迷う場合は条文やガイドラインを確認してください。
MAについて詳しく読む
関連する用語
出典
2026年10月21日に確認した内容です。制度や機能は変わることがあるため、最新は公式の情報をご確認ください。