EC用語集・指標・計算
F2転換率とは?
- 意味
- 初めて購入したお客様のうち、2回目の購入に至った人の割合です。リピーター化の入口を測る指標として使われます。
- 計算式
- F2転換率(%)=期間内に2回目の購入をした人数 ÷ 新規購入者数 × 100
- 例
- ある月の新規購入者が1,000人で、そのうち3か月以内に250人が2回目を購入したなら、250÷1,000×100で、F2転換率は25%です。
F2転換率とは
F2転換率は、初回購入のお客様(F1)が2回目の購入(F2)に進んだ割合です。Fは購入回数(Frequency)を表し、楽天市場の出店者向け解説では、1回だけで終わるお客様がどれくらいいるのか、リピーターとして定着する可能性があるのかを測る指標と説明されています。
一般に、購入回数が増えるほど次の購入につながりやすくなると考えられており、最も離脱が多い「1回目から2回目」をどれだけ越えられるかが、LTV(顧客生涯価値)を伸ばす最初の関門になります。定期購入や単品リピート通販、消耗品を扱うお店で特に重視されます。
F2転換率の計算のしかた
計算式は「2回目購入者数÷新規購入者数×100」です。大切なのは期間の決め方で、楽天の解説では、1か月間の新規購入者を母数にして、一定期間内(例:3か月以内)に2回目を購入した人の割合を出す方法が紹介されています。
期間の長さで数値は大きく変わります。商品の使い切りサイクル(例:30日分のサプリなら1〜2か月)に合わせて「初回購入から何日以内」を決め、毎月同じルールで追いかけましょう。また、同じお客様を識別できる仕組み(会員IDや購入者情報)が必要です。
EC運営でのF2転換率の使いどころ
- 楽天市場:R-Mailやメッセージ機能、次回購入クーポンなど、初回購入後のフォローの効果を確認する
- 自社EC・Shopify:購入後のステップメールやLINE配信、同梱物の内容を変えた前後で、F2転換率を比べる
- 定期購入:初回お試しから2回目への継続率として見て、解約が多いタイミングを特定する
- 新規獲得施策の評価:大幅値引きで集めた新規客が2回目に進んでいるかを、集客経路別に比べる
F2転換率の注意点・よくある誤解
- 「何日以内の2回目購入を数えるか」を決めずに計算すると、月ごとの比較ができなくなります。
- 直近に獲得した新規客は、まだ2回目を買うまでの時間がたっていないため、低く出やすくなります。判定期間を過ぎた集団(コホート)で比べましょう。
- モールでは、お客様情報の扱いやメール配信に各モールのルールがあります。フォロー施策は規約の範囲で行う必要があります。
- 業界共通の公式な目安はありません。商材の購入サイクルや価格帯で大きく変わるため、自店の推移で判断するのが現実的です。
F2転換率とリピート率・転換率の違い
通常の転換率(CVR)は「訪問→購入」の割合で、F2転換率は「初回購入→2回目購入」の割合です。名前は似ていますが、見ている段階がまったく違います。リピート率は、計算方法によっては2回目以降すべての再購入を含むため、F2転換率はその中でも最初の一歩に絞った指標といえます。
F2転換率のよくある質問
F2転換率の目安は何%ですか?
公式に示された一律の目安はありません。扱う商品の購入サイクルや価格帯によって大きく変わるため、自店で期間のルールを決めて毎月の推移を追い、施策の前後で比べる使い方がおすすめです。
F2転換率を上げるには何から始めればよいですか?
楽天の出店者向け解説では、配送の速さや梱包・同梱物などの初回体験、購入後のお礼やフォローの連絡、次回使えるクーポンやレビュー依頼などが改善のポイントとして挙げられています。まずは初回購入後に届く連絡と同梱物の内容から見直すのが取り組みやすい方法です。
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出典
2026年10月21日に確認した内容です。制度や機能は変わることがあるため、最新は公式の情報をご確認ください。