EC用語集・指標・計算
CPAとは?
- 意味
- 購入や会員登録など、1件の成果を得るためにかかった広告費を示す指標です。顧客獲得単価とも呼ばれます。
- 計算式
- CPA(円)=広告費 ÷ コンバージョン(成果)数
- 例
- 広告費10万円で40件の購入があれば、10万円÷40件で、CPAは2,500円です。
CPAとは
CPA(シーピーエー)は、広告から1件の成果(コンバージョン)を得るのにいくらかかったかを示す指標です。成果には、商品の購入だけでなく、会員登録やメルマガ登録、LINE友だち追加などを設定することもできます。
EC運営では、主に「1件の注文を取るのにいくら広告費を使ったか」を見る目的で使われます。成果を購入に限定した指標はCPO(Cost Per Order)と呼ばれ、成果を購入に設定した場合はCPAとCPOは同じ値になります。
CPAの計算のしかた
計算式は「広告費÷コンバージョン数」です。Google広告では「コンバージョン単価」という名前で表示され、目標アクション単価(目標CPA)を設定して自動入札させることもできます。
採算を判断するには「限界CPA」を出しておくと便利です。限界CPAは、1件の成果に使える広告費の上限で、販売価格から原価・手数料・送料などの経費を差し引いた金額が目安になります。たとえば販売価格1万円、原価3,000円、経費2,000円なら限界CPAは5,000円です。目標CPAは、ここから確保したい利益を差し引いて決めます。
EC運営でのCPAの使いどころ
- Google広告・Meta広告(自社EC・Shopify):目標CPAを設定し、キャンペーンごとの獲得効率を比べる
- 楽天RPP広告・Amazonスポンサー広告:レポートの広告費と注文件数からCPAを出し、限界CPAを超えていないか確認する
- 定期購入・単品リピート通販:初回は限界CPAを超えても、LTV(顧客生涯価値)で回収できるかを判断する
- LINE友だち追加やメルマガ登録:購入以外の成果を設定し、見込み客の獲得単価として見る
CPAの注意点・よくある誤解
- CPAが低い=儲かっている、とは限りません。客単価が低い注文ばかり取れていると、CPAが低くても利益が残らない場合があります。
- 何を成果(コンバージョン)とするかで数値が大きく変わります。購入と会員登録が混ざっていないか確認しましょう。
- 広告経由の成果の数え方(計測期間やアトリビューション)は媒体ごとに違うため、媒体をまたいだ比較は前提をそろえて行う必要があります。
- CPAは広告費だけで計算します。人件費や制作費まで含めた獲得コストを見たい場合はCACを使います。
CPAと似た指標との違い
ROASは売上金額を基準にした効率、CPAは件数を基準にした効率です。客単価が商品ごとに大きく違うストアではROAS、商品単価がほぼ一定の単品通販ではCPAが扱いやすい傾向があります。CACは広告費以外の販促費・人件費なども含めて、新規顧客1人の獲得にかかった総費用を見る指標です。CPAはCPC(クリック単価)÷CVR(転換率)でも表せるため、CPAが悪化したときはクリック単価と転換率のどちらが原因かを分けて確認できます。
CPAのよくある質問
CPAの目安はいくらですか?
商品の利益によって変わるため、一律の目安はありません。販売価格から原価・手数料・送料などを引いた金額が限界CPAで、そこから確保したい利益を差し引いた額を目標CPAにする考え方が一般的です。
CPAとCPOの違いは何ですか?
CPAは成果の内容を自由に決められる指標で、CPOは成果を「注文(購入)」に限った指標です。ECで購入を成果にしている場合は、ほぼ同じ意味で使われます。
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出典
2026年10月21日に確認した内容です。制度や機能は変わることがあるため、最新は公式の情報をご確認ください。