EC用語集・指標・計算
CPCとは?
- 意味
- 広告が1回クリックされるごとにかかる費用のことです。クリック単価とも呼ばれ、クリック課金型広告の基本指標です。
- 計算式
- 平均CPC(円)=広告費の合計 ÷ クリック数
- 例
- 広告費3万円で1,000回クリックされたなら、3万円÷1,000回で、平均CPCは30円です。
CPCとは
CPC(シーピーシー)は、広告が1回クリックされたときにかかる費用、またはクリック1回あたりの平均費用を指します。広告が表示されただけでは費用がかからず、クリックされたときに課金される仕組みを「クリック課金(CPC課金)」と呼びます。
楽天市場のRPP広告、Amazonのスポンサープロダクト広告・スポンサーブランド広告、Yahoo!ショッピングのアイテムマッチ、Google広告の検索広告やショッピング広告など、EC運営者が使う多くの広告がこの方式です。そのため、広告費の管理ではCPCが最も身近な数字の一つになります。
CPCの計算のしかた
平均CPCは「広告費の合計÷クリック数」で計算します。Google広告のヘルプでも、クリックの合計費用を合計クリック数で割って算出すると説明されています。
設定する金額(上限CPC・入札単価)と、実際に請求される金額(実際のCPC)は異なることがあります。オークション形式の広告では、競合の入札額や広告の品質などによって実際のクリック単価が決まり、多くの場合は上限より低くなります。Amazon Adsの解説でも、最終的なCPCは入札額以外の要素も考慮したオークションで決まるとされています。
EC運営でのCPCの使いどころ
- 楽天RPP広告:商品ごと・キーワードごとに入札単価を設定し、売れる商品やキーワードに予算を寄せる
- Amazonスポンサー広告:入札額と実際のCPCの差を見ながら、検索結果上部など掲載枠ごとの入札調整を行う
- 限界CPCの計算:限界CPA×転換率(CVR)で「1クリックにいくらまで払えるか」を出し、入札の上限にする
- セール期:楽天スーパーSALEやプライムデーなど競合が増える時期は、CPCが上がりやすいため予算を事前に見直す
CPCの注意点・よくある誤解
- CPCが安い=良い広告、とは限りません。購入につながらないクリックが多ければ、CPAやROASは悪化します。
- CPCを下げようと入札を下げすぎると、表示回数やクリック数が大きく減り、売上も落ちる場合があります。
- 媒体や掲載枠、時期によってCPCの水準は大きく変わります。他社や他媒体の数字ではなく、自社の転換率と利益から許容できるCPCを決めるのが現実的です。
- 商品ページの転換率が上がると、同じCPCでも採算が良くなります。広告設定だけでなくページ改善もCPC対策の一つです。
CPCと似た指標との違い
CPM(インプレッション単価)は表示1,000回あたりの費用、CPAは成果1件あたりの費用です。CPCとCVR(クリックから購入に至る割合)を掛け合わせると、CPA=CPC÷CVRの関係になります。たとえばCPC50円・CVR2%ならCPAは2,500円です。CTR(クリック率)は表示に対するクリックの割合で、費用ではなく反応の良さを示します。
CPCのよくある質問
CPCの相場はいくらですか?
媒体・ジャンル・キーワード・時期によって大きく異なり、公式に示された一律の相場はありません。自社の限界CPA×転換率で「払える上限のCPC」を計算し、その範囲で入札するのがおすすめです。
入札単価と実際のCPCはなぜ違うのですか?
オークション形式の広告では、設定した入札額(上限)ではなく、競合の状況や広告の品質などをもとに実際の請求額が決まるためです。多くの場合、実際のCPCは入札額より低くなります。
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出典
2026年10月21日に確認した内容です。制度や機能は変わることがあるため、最新は公式の情報をご確認ください。