EC用語集・指標・計算
CVRとは?
- 意味
- お店や商品ページを訪れた人のうち、購入に至った人の割合です。楽天市場では「転換率」と呼ばれます。
- 計算式
- 転換率(%)=購入件数 ÷ アクセス人数(またはセッション数)× 100
- 例
- 1か月のアクセス人数が1万人で、購入件数が250件なら、250÷10,000×100で、転換率は2.5%です。
CVR(転換率)とは
CVR(シーブイアール)は、訪問やクリックのうち、購入などの成果(コンバージョン)に至った割合です。楽天市場では「転換率」と呼ばれ、楽天の出店者向け解説では、売上を「アクセス数×転換率×客単価」の掛け算で捉える考え方が示されています。
同じアクセス数でも、転換率が2倍になれば売上も2倍になります。商品ページの分かりやすさ、価格や送料、レビュー、決済方法、配送日など、お店の「接客力」がまとめて表れる指標です。
CVR(転換率)の計算のしかた
基本は「成果の数÷訪問の数×100」ですが、分母に何を使うかは媒体によって異なります。楽天市場はアクセス人数、Shopifyはセッション数(チェックアウトを完了したセッション÷セッション)、Google広告は広告のクリックなどの操作数(コンバージョン数÷広告操作数)を使います。
そのため、楽天の転換率とShopifyのコンバージョン率、広告のCVRは、同じ「転換率」でも単純には比べられません。比較するときは、同じ媒体・同じ定義の中で、期間や商品をそろえて見るのが基本です。
EC運営での転換率の使いどころ
- 楽天市場:R-Karteなどで店舗全体・商品別の転換率を確認し、アクセスはあるのに売れない商品を見つける
- Amazon:ビジネスレポートのセッション数と注文数の関係を見て、商品ページやおすすめ出品(カート)の状況を点検する
- Shopify:ストア分析のコンバージョン率と、カート投入・チェックアウト到達などの段階別の数字で離脱箇所を探す
- 広告:広告経由のCVRとCPCから、CPA(CPC÷CVR)がどう決まっているかを確認する
転換率の注意点・よくある誤解
- 転換率は高いほど良いとは限りません。広告を絞ってすでに買う気のある人だけを集めると、転換率は上がっても売上全体が減る場合があります。
- セール期間やポイント倍率の高い日は転換率が上がりやすいため、通常期と同じ基準で比べないよう注意が必要です。
- Shopifyでは、Cookieバナーで同意した訪問者のセッションだけが数えられる仕様があり、他の分析ツールと数値が一致しないことがあります。
- 他社の平均値と比べるより、自店の商品別・流入元別・端末別の数値を比べたほうが、改善点を見つけやすくなります。
転換率と似た指標との違い
CTR(クリック率)は「表示→クリック」、転換率は「訪問→購入」の割合です。F2転換率は「初回購入者→2回目購入」の割合で、名前は似ていますが、見ているのはリピートです。客単価は1回の購入金額で、アクセス人数・転換率と掛け合わせると売上になります。
CVRのよくある質問
ECの転換率の平均はどれくらいですか?
媒体ごとに計算の分母が違い、ジャンルや価格帯でも大きく変わるため、一律の平均を当てはめるのはおすすめしません。楽天市場の場合は、店舗向けのデータ分析で同じジャンルの店舗平均と比べる方法もあります。まずは自店の過去の数値や同じ媒体の中での比較で判断しましょう。
アクセスはあるのに転換率が低いときは何から見直せばよいですか?
楽天の出店者向け解説では、送料が分かりにくい、決済方法が少ない、会員登録が面倒、スマホで見づらいといった点が転換率を下げる原因として挙げられています。まずは商品ページの画像と説明、価格・送料・配送日の分かりやすさ、レビューから確認するのがおすすめです。
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出典
2026年10月21日に確認した内容です。制度や機能は変わることがあるため、最新は公式の情報をご確認ください。