EC用語集・モールの用語
ポイント変倍とは?
- 意味
- 楽天市場で、ショップや商品ごとに付与ポイントの倍率を上げる施策。「ポイント10倍」などのポイントアップ設定のことです。
- 計算式
- 付与ポイント数の目安=商品価格(税抜)÷100×ポイント倍率
- 例
- 税抜5,000円の商品をポイント5倍に設定すると、付与ポイントは5,000÷100×5で250ポイントが目安です(通常の1倍分を含む)。
ポイント変倍とは
ポイント変倍は、楽天市場で店舗が付与ポイントの倍率を上げる施策を指す、出店者のあいだの呼び名です。楽天市場のヘルプでは、原則として商品の購入額100円(税抜)につき1ポイントを付与し、ショップや商品によってはさらにポイントアップの設定をしている場合がある、と説明されています。
購入者から見ると「ポイント◯倍」の表示になり、同じ価格でも実質的にお得に見えるため、値下げの代わりの販促として使われます。
仕組みと費用
2026年10月時点の楽天市場の公式ページでは、次のように案内されています。
- 通常のポイント:楽天市場の全店舗が、楽天会員の購入金額1商品ごと100円(税抜)につき1ポイント(=1円)のポイント原資を負担する
- 送料込みの扱い:商品に送料などを含めている(「込」の設定)場合、送料などにも付与率が課金される
- ショップ全体と商品単体:商品単体でポイントアップを設定している場合、ショップ全体の倍率より商品単体の倍率が優先される
- 例:ショップ全体でポイント10倍、ある商品だけ5倍の設定なら、その商品は5倍、ほかの商品は10倍になる
出店者の使いどころ
ショップ主催のポイントアップは、上乗せ分を店舗側のコストとして見込むのが一般的です。値引きと同じく利益を削るため、目的と期間を決めて使います。
- お買い物マラソンや楽天スーパーSALEなどのイベント期間に合わせて、注目商品の倍率を上げる
- 値下げすると価格のイメージが崩れるブランド商品で、ポイントで実質的なお得感を出す
- ショップ全体の倍率ではなく、利益に余裕のある商品だけ商品単体で倍率を上げる
- 実施前に「倍率を上げた分のコスト」と「増える売上・利益」を試算しておく
注意点・よくある誤解
- 楽天スーパーDEALの対象商品は、ショップ主催のポイントアップキャンペーンと併用されないと公式ガイドで案内されています(楽天市場主催のキャンペーンとは併用される)。
- ショップ全体の倍率を設定していても、商品単体の倍率があればそちらが優先されます。商品単体の倍率のほうが低いと、意図せず倍率が下がることがあります。
- 楽天市場の「ポイント◯倍」表示には、SPU(スーパーポイントアッププログラム)など楽天側のキャンペーン分が含まれる場合があり、すべてが店舗の負担というわけではありません。
- 上乗せ分の請求条件や設定の手順は、出店者専用マニュアル(店舗運営Navi)で確認してください。
関連する機能・用語との違い
クーポンは購入時の支払額を直接下げる施策で、ポイント変倍は購入後にポイントとして還元する施策です。楽天スーパーDEALは楽天市場が提供する高ポイント還元の枠組みで、店舗が自分で倍率を設定するポイント変倍とは別の仕組みとして扱われます。
ポイント変倍のよくある質問
ポイント変倍とクーポンはどちらが得ですか?
一律の正解はありません。クーポンは支払額が下がるため今すぐ買う動機になりやすく、ポイントは次回の買い物につながりやすいとされます。利益への影響は倍率や値引き額によって変わるため、商品ごとに試算して比べるのが目安です。
ショップ全体と商品ごとの倍率が重なるとどうなりますか?
楽天市場のヘルプでは、商品単体で設定された倍率がショップ全体の倍率より優先されると案内されています。たとえばショップ全体10倍・商品5倍なら、その商品は5倍です。
ポイント変倍について詳しく読む
関連する用語
出典
2026年10月21日に確認した内容です。制度や機能は変わることがあるため、最新は公式の情報をご確認ください。